【感想】エイリアン:コベナント、エイリアンの誕生を観てきました。

こんばんは、エス氏です。

もうおじいちゃんのリドリー・スコット監督の新作、「エイリアン:コベナント」を観てきました。

エイリアンは、好きですか?
エイリアン、可愛くないですか?
エイリアンの誕生秘話が気になりませんか?

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映画情報

邦題:エイリアン:コベナント(原題:Alien: Covenant)
製作国:アメリカ
製作年:2017年
日本公開日:2017年9月15日
監督:リドリー・スコット
あらすじ:
人類の植民地を探す宇宙船コヴェナント号 聡明な女性主人公ダニエルズらが降り立った星には……。 “宇宙の楽園”が恐るべき真の姿を現したとき、私たちはかつてない驚きと衝撃に満ちた新たな神話の目撃者となる!

エス氏が気になったポイント

エイリアンが可愛い。

今作で登場するエイリアンですが、最初に登場するのはネオモーフというエイリアンの幼体です。
このネオモーフ、我々が知っているエイリアンのプロトタイプです。
寄生方法も異なり、卵塊から噴出される黒い粉が体内に入ることにより、動物性の寄生します。
劇中に登場するアンドロイドの一人であるデヴィット(プロメテウスでの唯一の生存者)が、かねてからの遺伝子操作により
我々が知るエイリアンであるゼノモーフを誕生させます。
誕生の瞬間は、異形さ奇妙さより、生命誕生の神秘さのように描かれていました。

女性は強い。

この歴代のエイリアンシリーズ、今作でもやはり相変わらず女性が強いです。
登場当初こそ大人しく優しそうな風貌でありますが、予期せぬ危機が訪れても全く怯まず立ち向かっていきます。
周囲の男性は、ビビりつつ、銃を乱射しつつ、食べられちゃってます。
開始早々不慮の事故により船長代理となるオラムですがも彼も頼りなく
本女性主人公であるダニエルズが中盤あたりからバシバシ指示をし始めます。
やはり、いざという時は女性の方が強いんですかね…笑

スリル感が少ない。

劇中のほとんどをエイリアン誕生秘話として語られるので、これまでのように
どこにエイリアンが潜んでいるのか、いつエイリアンに襲われるか分からない恐怖感、危機感が薄いです。
あるいみ安全地帯のようなデヴィットの住処が舞台なので、あまりスリル感はあまり感じず。
劇場で一人ビビっていたら恥ずかしいななんて思ってましたが、心配無用でした…笑

まとめ

スリル感は少なかったですが、従来とは違う寄生の仕方、幼体のはしゃぐ姿、誕生の様子、フェイスハガーの初登場
などと、これまでとは違うエイリアンの姿、生態を見ることができて楽しめました。

終わりとしては、ある意味シリーズ歴代なかでも絶望的な結末でしたが、まだ続きがあるような描き方でしたし
当監督もプロメテウスとコベナントの間を繋ぐ新作へ言及したとかなんとか…。

人気あるエイリアンシリーズなのでこれがラストではないと思いますが、またリドリー・スコットが描く美しいエイリアンの次回作へ期待です。

(エス氏)